俳聖・松尾芭蕉の代表作といえば、「おくのほそ道」。この東北・北陸紀行の成り立ちを、新たな視点で考察した「もう一人の芭蕉」(平凡社)が出版された。著者の有本雄美(たけみ)さん=兵庫県西宮市=は、神戸大経済学部出身で大阪ガスの元副社長。85歳にして物した研究書は500ページに及ぶ。経歴からは意外にも見える「第二の人生」だが、きっかけには仕事に学んだ考え方があるという。(田中真治)
俳聖・松尾芭蕉の代表作といえば、「おくのほそ道」。この東北・北陸紀行の成り立ちを、新たな視点で考察した「もう一人の芭蕉」(平凡社)が出版された。著者の有本雄美(たけみ)さん=兵庫県西宮市=は、神戸大経済学部出身で大阪ガスの元副社長。85歳にして物した研究書は500ページに及ぶ。経歴からは意外にも見える「第二の人生」だが、きっかけには仕事に学んだ考え方があるという。(田中真治)