辻沙絵選手や福永凌太選手と握手を交わす室伏広治スポーツ庁長官(手前右)=東京都千代田区
辻沙絵選手や福永凌太選手と握手を交わす室伏広治スポーツ庁長官(手前右)=東京都千代田区

 神戸市で5月17日から始まるパラ陸上の世界選手権を前に、大会組織委員会の増田明美会長や日本代表選手らが12日、スポーツ庁を訪れ、室伏広治長官に大会への協力を呼びかけた。室伏長官は「神戸というまちを世界に知ってもらえるチャンス。成功できるようにわれわれも応援している」と応じた。(堀内達成)

 世界最高峰のパラ陸上大会で、2年ごとに開催される。11回目の今大会は東アジアで初。5月17~25日、神戸市須磨区のユニバー記念競技場で開かれ、約100カ国・地域の1300人が参加する。今夏のパリ・パラリンピックの代表最終選考会を兼ねる。