兵庫県議会(定数86)の第4会派「ひょうご県民連合」(9人)は30日、9月19日に開会する9月定例会で斎藤元彦知事に対する不信任決議案を提出する方針を固めた。最大会派の自民党県議団(37人)や第2会派の維新の会県議団(21人)にも連携を呼びかける。
地方自治法では不信任決議案の可決には4分の3以上の賛成が必要で、県議会では65人の賛成が必要になる。可決された場合、斎藤知事は10日以内に県議会の解散か、自身の失職かのどちらかを選択することになる。
県民連合の迎山志保政調会長は「告発文書を巡る一連の問題による県政の停滞はもはや看過できない。他会派にも協力を求めて、県議会全体で知事の辞職を求めていきたい」としている。(前川茂之)
























