公益通報者保護について話す山口利昭弁護士=6日午後、神戸市中央区、兵庫県庁(撮影・笠原次郎)
公益通報者保護について話す山口利昭弁護士=6日午後、神戸市中央区、兵庫県庁(撮影・笠原次郎)

 兵庫県の元西播磨県民局長が斎藤元彦知事を告発した文書について検証する県議会調査特別委員会(百条委員会)は6日午後、公益通報者保護制度に関わる消費者庁の検討委員を務めている山口利昭弁護士を参考人招致した。外部通報などの法的な位置付けを踏まえ、元県民局長が作成した文書は「事実が記載されていれば間違いなく外部公益通報にあたる」と指摘した。