兵庫県知事だった斎藤元彦氏(46)の失職に伴う次期知事選を前に、県議会の自民党県議団は30日、知事選検討会を開き、独自候補の擁立を議論したが、結論に至らなかった。自民関係者によると、候補者の一人に元官僚の名前が挙がり、10月1日の検討会で面談し、支援の有無を決めるという。
自民関係者によると、検討会では、立候補の意向を固めた前尼崎市長の稲村和美氏(51)を支援すべきとする意見も出たが、「政策的に合致できるのか」「本人が推薦を望んでいないのではないか」などと強い反発もあった。自主投票を求める声もある中、元官僚を強力に推す議員がおり、候補者の一人として面談することを決めた。
























