洲本市と大阪府岬町を結ぶ航路の活性化策を話し合った協議会=神戸市中央区、神戸地方合同庁舎
洲本市と大阪府岬町を結ぶ航路の活性化策を話し合った協議会=神戸市中央区、神戸地方合同庁舎

 洲本市の洲本港と大阪府岬町の深日港を実験的に結ぶ船「深日洲本ライナー」について話し合う協議会が2日、神戸市内であった。かつてあった定期航路の復活を目指し、洲本市や岬町が運航を続けるが、国の補助がなければ採算は取れないのが現状。協議会では来年の大阪・関西万博に合わせたPRなど、活性化へより注力する方針を決めた。

 両港を結ぶ航路は1949年に開設されたが、98年4月の明石海峡大橋開通により利用者が減ったことから、99年に廃止になった。