神戸市中央区の神戸空港で昨年5月、パイロットらを養成する学校法人ヒラタ学園(堺市)の小型プロペラ機が滑走路に胴体着陸した事故で、兵庫県警捜査1課と神戸水上署が航空危険行為処罰法違反の疑いで書類送検した60代の男性機長と操縦していた20代の男性訓練生について、神戸地検は23日、不起訴処分(起訴猶予)とした。
事故は昨年5月31日午後2時半ごろに発生。運輸安全委員会が公表した報告書などによると、離着陸を繰り返す「タッチ・アンド・ゴー」の訓練の際、確認を怠って車輪を出し忘れ、胴体着陸した。けが人はいなかったが、滑走路が閉鎖され、多数の便が欠航した。
























