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 兵庫県や県教育委員会のいじめ防止策について有識者や学校関係者が議論する「県いじめ対策審議会」が県学校厚生会館(神戸市中央区)で開かれた。いじめが要因で心身に重大な被害が及んだり不登校になったりした「重大事態」は2023年度に県内の公立学校で134件発生し、うち約3割はいじめとして認知できていなかったことを県教委が公表。重大事態へと発展させないための手だてやいじめの未然防止などの在り方について議論した。

■「子どもが被害に声を上げていいという権利教育を進める必要がある」