任期満了に伴い4月20日に告示、同27日に投開票される兵庫県淡路市長選に、同市議の村田沙織氏(51)が無所属で立候補する意向を固めた。近く正式に表明する。
村田氏は岡山県倉敷市出身。兵庫県立加古川看護専門学校卒。看護師として、県立こども病院(神戸市)や県立淡路病院(洲本市、現淡路医療センター)などを経て2016年から洲本伊月病院(同市)で勤務。21年の淡路市議選で初当選し、現在1期目。
村田氏は神戸新聞の取材に「現職による20年間の市政運営で財政は立ち直ったが、ここからは世代交代が必要」とし、「市民が主役となってつくり上げる市政を実現したい」と話した。
淡路市長選にはこれまで、旧5町合併後の初代市長として05年に初当選し5期目の現職門康彦氏(78)と、同市議の戸田敦大氏(39)が立候補を表明している。(中村有沙)