任期満了に伴い４月２０日に告示、同２７日に投開票される淡路市長選に、同市議の戸田敦大氏（３９）が無所属で立候補する意向を固めた。近く正式に表明する。
戸田氏は淡路市（旧淡路町）出身、甲南大経営学部卒。筆記具メーカー社員を経て２０１０年にＵターンし、家業の石油製品卸・販売会社で勤務。２１年の市議選で初当選し、総務文教常任委員会副委員長などを担った。
戸田氏は神戸新聞社の取材に「少子高齢化が進み、今後、人口動態の変化にどれだけ対応できるかが重要だと考えているが、現市政に明確な対応ビジョンは見えない。もっと未来に対して投資をしていくべきだ」とし「教育や子育て施策の充実に重点を置きたい」と強調した。
同市長選には、既に現職の門康彦氏（７８）が６選を目指し立候補を表明している。（中村有沙）
