高らかに汽笛を響かせて離岸する大型クルーズ客船。ミナト神戸は、春の観光シーズンを迎え、華やかな様相を見せている。
訪日クルーズ船客数は、新型コロナウイルス禍前の水準に戻りつつあるといい、神戸港では3月、初となる外国客船2隻を含め、計23隻の大型クルーズ船の入港が予定されている。
2月28日の神戸港には、初入港となる「ノルウェージャン・スカイ」(7万7104トン)や、飛鳥2(5万444トン)などが並んだ。
同日夕に出港したノルウェージャン・スカイは、花柄で彩られた船体で悠々と進み、次の寄港地の名古屋へと向かっていった。(長嶺麻子)