神戸市垂水区周辺の沖合で見つかったクジラの死骸(読者提供)
神戸市垂水区周辺の沖合で見つかったクジラの死骸(読者提供)

 30日午前、神戸市垂水区周辺の瀬戸内海沖合で、クジラの死骸が発見された。市漁業協同組合から連絡を受けた神戸海上保安部が周辺を警戒しており、ボートが接触するなどの事故は起きていないという。

 クジラは海上に浮かんでいる状態で、種類や大きさなどの詳細は不明。神戸港内へ移動させ、一時的に防波堤にロープで係留する予定という。

 同日午後、ヨットでセーリング中にクジラを見つけたという男性(65)は「(神戸市須磨区の)須磨海岸から沖に1キロぐらい進んだところで見た。全長9メートル以上はあったと思う」と話した。