日本維新の会の県組織「兵庫維新の会」は７日、兵庫県議会の白井孝明議員（４１）＝神戸市灘区選出＝を６日付で離党勧告処分としたと発表した。白井氏は５日に離党届を提出している。
処分理由は、斎藤元彦知事の告発文書問題を巡り、昨年の知事選期間中、政治団体「ＮＨＫから国民を守る党」党首の立花孝志氏と連絡を取ったことと、５日の県議会本会議の調査特別委員会（百条委員会）の報告書採決で、所属会派「維新の会」の決定に背いて反対したこと。
白井氏は２月２３日の会見で、知事選期間中に計３回、立花氏と電話で連絡を取り、情報提供しようとしたと認めた。立花氏の方が情報に詳しかったため「具体的な内容は話していない」と述べていた。（斉藤正志）
