任期満了に伴い6月22日告示、29日に投開票される兵庫県の三木市長選に、現職の仲田一彦氏(52)が立候補する意向を固めたことが24日、関係者への取材で分かった。3選を目指し、三木市議会3月定例会で正式表明するとみられる。
仲田氏は西脇市出身。京都産業大を卒業後、故井上喜一元衆院議員の秘書を経て、2007年の県議選で初当選し、県議を3期務めた。17年、前市長の辞職に伴う三木市長選で初当選し、現在2期目。
酒米・山田錦と金物に次ぐ産業として、ゴルフのまちづくりを掲げ、全国高校・中学校ゴルフ選手権春季大会(春高・春中ゴルフ)の誘致や中学ゴルフ部の新設のほか、小中一貫教育などを推進。公共複合施設の再整備や団地再生計画の成功を目指すとみられる。
現時点で、同市長選への立候補を表明している人はいない。(大山伸一郎)