神戸新聞NEXT
神戸新聞NEXT

 資源循環のものづくり「環プロジェクト」が「SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞」を受賞し、記念のセミナーと交流会が5月8日、神戸市中央区東川崎町1、市産業振興センターで催される。

 同賞はSDGs(持続可能な開発目標)でめざましい功績のある団体や個人に贈られている。

 セミナーと交流会は「地エネと環境の地域デザイン協議会(事務局・神戸新聞社)」の主催。午後4時半からのシンポジウムでは、バイオガス事業の副産物の有機肥料「消化液」や生態系の力を生かした農法で「環の山田錦」を栽培する豊倉町営農組合(加西市)、ten(同)の農家らが脱炭素稲作を紹介。続いて「バイオガス事業と消化液の今」の演題で神戸大の井原一高教授が講演する。

 午後6時からの交流会では、環7銘柄(大関、櫻正宗、福寿、盛典、富久錦、白鷺の城、播州一献)の各蔵元らの説明を聞きながら、兵庫の食材を使った料理との組み合わせを楽しむ。一般参加費8千円。申し込みはQRコードから。協議会事務局TEL078・362・7075