経常赤字が続いている兵庫県立粒子線医療センター(たつの市)のあり方を検討するため兵庫県が設置した検討委員会が12日、2027年度末までの撤退が望ましいとする報告書をまとめた。開設24年で計1万人超が利用した先進医療施設だが、設備が老朽化し、利用者も減っていた。県は提言を踏まえ、廃止を含めた検討に入る。
経常赤字が続いている兵庫県立粒子線医療センター(たつの市)のあり方を検討するため兵庫県が設置した検討委員会が12日、2027年度末までの撤退が望ましいとする報告書をまとめた。開設24年で計1万人超が利用した先進医療施設だが、設備が老朽化し、利用者も減っていた。県は提言を踏まえ、廃止を含めた検討に入る。