交番勤務中にスマートフォンでオンラインの対戦ゲームを繰り返したとして、兵庫県警は16日、阪神地域の同じ署に勤務する男性警部補(38)ら8人を懲戒処分とした。警部補が減給10分の1(1カ月)で最も重く、27歳と30歳の男性巡査長、21~25歳の巡査5人(男性3人、女性2人)は戒告とした。
県警監察官室によると、8人は同じ署の管内にある複数の交番に勤務。昨年10月31日~12月3日、勤務中に交番の休憩室でゲームをしていた。8人でチームを編成し、別チームと対戦。1回約20分で、多い署員で10回参加していた。
昨年11月に匿名通報があり、発覚。使っていたのはオンラインカジノなど違法性のあるゲームアプリではなく、事件事故への対応にも支障はなかった。土山公一監察官室長は「許されない行為で、厳正に処分した。県民の皆さまに深くおわび申し上げます」とコメントした。

























