暖かい空気が大陸方面から日本付近に流れ込み、広い範囲で気温が上がった20日、兵庫県内でも和田山(朝来市)で33・0度、豊岡31・5度を記録するなど、気象庁の観測地点20カ所中、5カ所で最高気温が30度を超える真夏日となった。
兎和野高原(香美町)は30・9度と5月の観測史上最高に。ほかにも神戸では27・3度、姫路28・2度と15カ所で今年最高を記録し、いずれも平年より3~10度ほど高く、暑い一日となった。
豊岡市の出石城跡周辺では7月中旬並みの暑さとなり、厳しい日差しが降り注ぐ中、観光客らがかき氷やアイスクリームをほおばって涼を取っていた。汗をにじませてサイクリングを楽しむ外国人の姿もあった。
神戸地方気象台によると、21日の兵庫県は前線や湿った空気の影響でおおむね曇り、日没後ごろから次第に雨になるという。(大高 碧、長嶺麻子)
























