神戸市交通局は29日、市営地下鉄の運転士ら25人が視野や色覚などを測る「視機能検査」を受けずに運転業務に従事していたと発表した。調査の過程で、5人が視力基準を満たさずに運転していたことも判明。検査対象者や検査結果の確認が不十分だったことが原因という。視力不足などによる事故や運休などは起きていないとしている。
市によると、今年4月末にJR西日本で運転士1人が視力や聴力などの検査を受けずに車両を運転していたことが発覚し、国土交通省から状況を確認するよう通知があったという。
それを受けて市が調査したところ、2024年度以降、職員25人が休職からの復職時や人事異動時などに検査を受けていなかった。また5人が「両目が1・0以上かつ片目が0・7以上」の視力基準を下回った状態だったことも分かった。
23年度以前の検査漏れについては調査中。市は職員ごとの身体検査項目を複数で確認する仕組みを整えるほか、検査結果が基準を満たさない場合は運転業務に就かせないよう管理を徹底するとした。(井沢泰斗)























