開発技術のイメージ(神戸大がんスコープ細胞)
開発技術のイメージ(神戸大がんスコープ細胞)

 神戸大などの研究グループは、体内のがん内部を深部までリアルタイムで可視化する技術の開発に成功した、と発表した。微細な光ファイバーを用いた独自の顕微内視鏡を使って、体内のがんの状態を正確に把握でき、悪性度の高い進行がんの治療法開発や診断の迅速化につながると期待される。世界でもトップレベルの技術で、研究成果は5日、米国の学術誌に掲載された。