記者会見する山本建氏。次期衆院選福井2区から無所属で立候補する意向を表明した=23日午後、福井市
 記者会見する山本建氏。次期衆院選福井2区から無所属で立候補する意向を表明した=23日午後、福井市

 高市早苗首相の夫、山本拓元衆院議員の長男で、自民党福井県議の山本建氏(41)は23日、福井市で記者会見し、次期衆院選福井2区から無所属で出馬する意向を表明した。求めていた党公認は得られない見通しだが「支援者の期待に応えたい」と述べた。保守分裂選となる公算が大きい。

 自民は22日、福井2区で、衆院の自民会派に入っていた斉木武志氏の支持を決めた。斉木氏は前回選で日本維新の会から出馬し、比例復活。その後、維新から除名処分を受けた。山本、斉木両氏は自民県連に公認を求めていたが、県連は19日に全会一致で山本氏を推す方針を決め、党本部へ公認申請していた。

 山本氏は23日の会見で、首相には相談していないと説明。自身の公認見送りと斉木氏の支持について「理解に苦しむ」と不満を述べた。県連は同日、会合を開き、山本氏を全面支援する方針を確認。会合後、県連会長の山崎正昭元参院議長は「許しがたい」と党本部の対応を非難した。