参院選が公示され、立候補者や陣営の訴えを聞く支持者たち=3日午前、神戸市中央区(画像の一部を加工しています)
参院選が公示され、立候補者や陣営の訴えを聞く支持者たち=3日午前、神戸市中央区(画像の一部を加工しています)

 参院選兵庫選挙区(改選数3)は、2022年の前回選と並ぶ過去最多の計13人が立候補した。8政党の公認候補と諸派の政治団体4団体、無所属の候補がひしめく全国屈指の激戦区となった。

 現職の再選をかける自民、公明両党は、神戸市内を第一声の地に選んだ。石破茂首相(自民総裁)と公明の斉藤鉄夫代表はそれぞれ物価高騰対策や防災対策を強調し、連立政権の維持に理解を求めた。一方、野党側は社会保障制度改革などを主張し、与党の過半数割れを目指すと訴えた。

 昨年の知事選で選挙結果に影響を与えたと指摘される交流サイト(SNS)や動画投稿サイトでの情報発信と、有権者の投票行動なども注目される。

 立候補したのは届け出順に、来住文男氏(65)=社民新人▽浦木健吾氏(42)=諸派新人▽藤原誠也氏(37)=参政新人▽加田裕之氏(55)=自民現職▽高橋秀彰氏(42)=諸派新人▽多田ひとみ氏(45)=国民新人▽前田実咲氏(33)=諸派新人▽米村明美氏(66)=れいわ新人▽高橋光男氏(48)=公明現職▽立花孝志氏(57)=諸派元職▽吉平敏孝氏(44)=維新新人▽泉房穂氏(61)=無所属新人▽金田峰生氏(59)=共産新人。

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