青空の下で揺れる干しダコ=7日午前、明石市二見町東二見
青空の下で揺れる干しダコ=7日午前、明石市二見町東二見

 7日は二十四節気の一つ「小暑」。本格的な暑さが始まる頃とされるが、兵庫県内では既に連日、夏の日差しが照り付ける。この日も福崎町で県内最高の37・7度を記録し、姫路市や神戸市なども35度以上の猛暑日に。梅雨明けが早かったため、明石市二見町の海辺では平年より2週間ほど早く夏の風物詩、干しだこ作りが始まった。青空の下、体を広げたマダコが風に揺れる。作業にあたる西尾礼子さん(78)は「これだけ暑くて風もあれば、あめ色でええ匂いになって仕上がりが違う。きれいに乾くわ」。(丸山桃奈)