地方選挙
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 任期満了に伴う猪名川町長選が15日、告示された。無所属新人の元町議末松早苗氏(63)▽無所属新人の元町職員真田保典氏(63)▽無所属新人の元町議高岡美津子氏(58)=日本維新の会推薦▽無所属現職の岡本信司氏(70)=国民民主党推薦▽諸派新人の元会社員西野正彦氏(63)-が立候補。早速街頭などに立ち、ニュータウンの活性化や大規模町有地の活用などで論戦を繰り広げた。

 末松氏は、能勢電鉄日生中央駅前で演説。道の駅いながわ(万善)の移転先の土地を巡る問題に触れ、「4年間で全く進まなかった。自分が町長となって解決し、土地は利活用する」と主張。午後には、この土地の購入費返還などを求めて自身が訴えを起こした訴訟の報告会でもあいさつした。

 真田氏は、午前9時過ぎ、万善の事務所前で出陣式に臨んだ。ふるさと納税の増額や町有地への民間企業誘致などを公約に掲げ、「子どもたちがここで育ってよかったと思える、夢と希望にあふれるまちにする」と力を込めた。町北部や日生中央駅でもマイクを握った。

 高岡氏は、午前11時20分から日生中央駅前で第一声。少子高齢化を町の課題とし「企業誘致など若い世代が住み続けられる政策を推進する」と声を張った。推薦を受ける維新の吉村洋文代表や参院選候補者も演説し、夕方に同駅前で行った出陣式には自民党の衆院議員も駆け付けた。

 岡本氏は、道の駅いながわの前で第一声。道の駅の移転凍結や住民投票条例制定を1期目の成果に挙げ「時計の針を戻すわけにはいかない。町の発展を止めることなく前へ進める」と訴えた。夕方に日生中央駅前で開いた出陣式では、県議や町議、大阪府能勢町長らの応援を受けた。

 西野氏は、政治団体「NHK党」党首で、参院選兵庫選挙区に立候補している立花孝志氏が代表を務める政治団体「参政党から国民を守る党」から立候補。午後は日生中央駅前で、月2回の町民集会の開催やライドシェア導入などの公約を掲げ、「行政にメスを入れる町長になる」と訴えた。

 町議補欠選(欠員2)も告示され、無所属新人のカフェ経営、車宏氏(55)▽無所属新人の物流コンサル業、岸上徹也氏(51)▽維新新人の小売業店長、小林興登氏(30)▽無所属元職で元町職員の古東明子氏(65)▽無所属新人の理学療法士、中井偉夫氏(57)▽無所属新人の古物商、谷本竹司氏(65)-の6人が立候補した。

 いずれも投開票は20日。期日前投票は16~19日、町役場(上野)と日生住民センター会議室(松尾台1)で午前8時半~午後8時、白金2のイオンモール猪名川3階フードコート前広場で午前9時~午後8時に実施する。14日時点の選挙人名簿登録者数は2万4521人(男性1万1564人、女性1万2957人)。

(吉田敦史、池田大介、貝原加奈)

【リンク】猪名川町長選、町議補選の立候補者