手術を終えた患者と向き合う河野朋子さん(右)ら=8月、ミャンマー・ワッチェ村、ワッチェ慈善病院(ジャパンハート提供)
手術を終えた患者と向き合う河野朋子さん(右)ら=8月、ミャンマー・ワッチェ村、ワッチェ慈善病院(ジャパンハート提供)

 3700人以上が犠牲になったミャンマーの大地震から28日で半年となる。現地で国際医療NGO(非政府組織)「ジャパンハート」(東京)の一員として支援を続けるのは、加古川市出身の河野朋子さん(50)だ。軍事政権下の治安がさらに悪化する中、病気やけがに苦しむ人々の治療に当たる。阪神・淡路大震災を経験した古里の兵庫に向けて「関心を寄せてもらうことが力になる」と呼びかける。(上田勇紀)