スタッフがゾンビや魔女の仮装で乗客をもてなす「モンスタークルーズ」=神戸市中央区の高浜岸壁に停泊中のコンチェルトで(撮影・吉田敦史)
スタッフがゾンビや魔女の仮装で乗客をもてなす「モンスタークルーズ」=神戸市中央区の高浜岸壁に停泊中のコンチェルトで(撮影・吉田敦史)

 いつものように神戸を出港したレストランクルーズ船「コンチェルト」は、優雅ながらどこか怪奇な空気をまとっていた。そこに現れたのは、白い帽子に紺色の制服姿の「ゾンビ船長」。こわもてながら愛想良く乗客をもてなす。

 31日のハロウィーンにちなみ、神戸クルーザーが企画する「モンスタークルーズ」では、フランケンシュタインの料理長やドラキュラの支配人にふんしたスタッフが、洋上の夕食会を盛り上げる。本格的な仮装ゆえ、泣き出してしまう子どももいるほどだ。

 ハロウィーンらしい装いで乗船すれば、さらに特別な夜になるかもしれない。

 11月30日まで。金、土、日曜と祝日の午後5時、同7時15分に運航。仮装割もある。神戸クルーザーTEL078・360・5600(吉田敦史)