任期満了に伴う兵庫県神河町長選が１１日告示された。午前９時の時点で、無所属で現職の山名宗悟氏（６６）が立候補を届け出た。立候補の受け付けは午後５時まで。投開票は１６日。
今年夏に初めて人口が１万人を切った同町は少子高齢化がさらに深刻化。移住・定住支援や子どもの数に合わせた教育環境の整備、高齢者の安全・安心な暮らしの実現が課題となっている。担い手不足が叫ばれる農林業の再生策なども論戦のテーマとなる。
元同町職員の山名氏は２００９年の町長選で初当選した。５期目を目指す今回は若者の定住促進や子育て施策の拡充、高齢者らの移動を支える新たな公共交通システムの構築などを重点施策に掲げている。
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