精米歩合4.7%の純米大吟醸「亀の甲 寿亀」(右)と、山田錦を13.9%まで磨いた「縁結 結寿」をアピールする田中康博社長=姫路商工会議所
精米歩合4.7%の純米大吟醸「亀の甲 寿亀」(右)と、山田錦を13.9%まで磨いた「縁結 結寿」をアピールする田中康博社長=姫路商工会議所

 酒米「亀の尾」を極限まで磨いて精米した酒造りで知られる田中酒造場(姫路市広畑区本町)は今年、玄米の95%以上を削り、精米歩合4.7%の「純米大吟醸 亀の甲 寿亀(ことぶきがめ)」を完成させた。2003年に寿亀を造り始めて以来、5%を下回るのは初めて。田中康博社長(73)は「農家、精米機メーカー、酒蔵の三位一体の努力で達成できた」と話す。(金 慶順)

農家、精米機メーカー、酒蔵が協力

 精米歩合は、玄米からぬかなどを削って残った割合。数字が小さくなるほど雑味がなくなるが、高い技術を求められるという。同社の「純米吟醸 白鷺(しらさぎ)の城」は55%、「純米大吟醸 白鷺の城」は35%だ。