兵庫県内の交通事故死者数
兵庫県内の交通事故死者数

 2025年に兵庫県内で起きた交通事故の死者数は98人で、統計を取り始めた1947年以降初めて100人を下回り、過去最少となったことが5日、分かった。ピークは「交通戦争」と呼ばれた69年の740人で、全国的な傾向と足並みをそろえるように減少してきた。悲惨な事故のたび道交法(60年施行)が改正され、車の安全性能も進化。ドライバーの安全意識も高まり、半世紀を経て大台を割り込んだ。(森下陽介)

 警察庁によると、全国で最も死者が多かったのは70年の1万6765人。日清戦争の死者数に迫ることから「交通戦争」とまで呼ばれた。マイカーが普及する一方、歩道や信号機など交通インフラの整備が追いついていない時代だった。