商売繁盛を祈願する「十日えびす」(9~11日)を前に、えべっさんの総本社、西宮神社(兵庫県西宮市社家町)で8日、全長3メートルの特大クロマグロが奉納された。参拝者がぺたぺたとさい銭を張って願掛けをするのが恒例で、みるみるうちに巨体が硬貨で覆われた。11日まで拝殿に供えられる。
マグロ奉納は、神戸市東部水産物卸売協同組合などが豊漁を願って1970年から続ける。いつの頃からか参拝者が商売繁盛などを祈願し、お金を張るようになったという。
この日朝、境内に運び込まれたのは、千葉県で水揚げされた重さ270キロの冷凍クロマグロ。同組合の川添育子理事長は「めったに入らない大物。スタイルも抜群」と胸を張った。
丹波市から訪れた会社経営、谷垣渉さん(78)は「昨年、祈願に来たら業績が上向いた。商売は社会平和あってこそ。平穏な一年になってほしい」と話した。(小林良多)























