衆院選兵庫2区から立候補を目指す意向を表明する坊恭寿氏=12日午後、神戸市内(撮影・笠原次郎)
衆院選兵庫2区から立候補を目指す意向を表明する坊恭寿氏=12日午後、神戸市内(撮影・笠原次郎)

 自民党神戸市連会長で神戸市議の坊恭寿氏(58)=北区選出、6期=が12日、同市内で会見し、次期衆院選で兵庫2区(同市兵庫、北、長田区、西宮市の一部)から立候補を目指す意向を表明した。今後、党の公認を申請するという。自民は2区から26年間、公認候補を立てておらず、坊氏は「これまで自民党に投票したい人が、投票できなかった。有権者の思いを私が代弁したい」と述べた。

 兵庫2区で自民は、2000年の衆院選で当時連立与党だった公明党の赤羽一嘉氏の支援に回って以来、公認候補を立てていない。だが、公明は昨年10月に連立離脱を表明。自民との選挙協力も、候補や地域ごとに連携する余地は残すものの、従来の強固な関係は解消されている。

 前回24年10月の衆院選兵庫2区では、赤羽氏が10選を決め、日本維新の会の阿部圭史氏が比例で復活当選した。自民は共闘を続けてきた公明や、現在連立与党を組む維新との選挙協力のあり方が決まっておらず、坊氏の立候補の意向が波紋を広げる可能性がある。

 坊氏は会見で「高市首相を全力で支え、安全保障と経済安全保障の政策をしっかり進めたい」とも話した。(斉藤正志)