イギリス中部の町、シェフィールドに16歳以上の知的障害者らが通う「ワーク リミテッド」という学校がある。昨年、そこからダウン症や自閉症などの生徒が来日した。神戸の支援学校を訪問したり、しあわせの村(神戸市北区)で宿泊したり。9日間の刺激的な旅がドキュメンタリー映画になった。日本語字幕には神戸女学院大学(西宮市)の学生らが全面協力。自主上映先を募っている。(鈴木久仁子)
「ワーク リミテッド」は生活能力の向上や職業訓練を積むためさまざまなプロジェクトを展開している。木工、ガーデニング、美術工芸、ダンス、演劇のほか、カフェも運営。制作したアート作品(ステンドグラスやハガキなど)の販売も行っている。現地で偶然この学校を知り「ダウン症の息子を通わせた」という神戸女学院大学国際学部英語学科の松尾歩教授。「9カ月の間にたくさんの友だちができて、かけがえのない時間となった」
そんな息子に再会するため、今度は「ワーク リミテッド」の生徒たちが日本旅行を計画。寄付を集め、ダウン症や自閉症などの4人と支援者たちが昨年5月に神戸へやってきた。親元から離れるのは初めてという生徒もおり、それぞれのチャレンジとなった。カメラは出発前からの戸惑いやドキドキを捉え、「日本って!あの地球の反対側の?信じられない」と首を振る親たちを映し出す。























