能登半島地震の被災地で実施された車両の貸し出し活動=2024年2月、石川県珠洲市(日本カーシェアリング協会提供)
 能登半島地震の被災地で実施された車両の貸し出し活動=2024年2月、石川県珠洲市(日本カーシェアリング協会提供)

 寄付で集めた車を被災者に無料で貸し出している日本カーシェアリング協会(宮城県石巻市)は1日、南海トラフ巨大地震の津波による自家用車の被害推計を発表した。調査できた愛知、大阪など12府県だけで、東日本大震災の5倍に相当する約204万台となった。協会は貸し出し体制の拡充が必要だとして、国による支援を求めた。

 浸水世帯数や車両保有率のデータを基に算出。著しい被害が想定される「防災対策推進地域」がある30都府県のうち、データを収集できた12府県分を集計した。

 府県別の最多は愛知約39万4千台で、大阪約30万6千台、三重約22万4千台と続いた。浸水エリアでは車両の流失や損壊、故障などが想定されるという。