テニス女子団体決勝 準優勝となった男子の仲間も見守る中、シングルスで激しく打ち合う相生学院の稲場らん(手前)=苫小牧市緑ケ丘公園庭球場(撮影・風斗雅博)
テニス女子団体決勝 準優勝となった男子の仲間も見守る中、シングルスで激しく打ち合う相生学院の稲場らん(手前)=苫小牧市緑ケ丘公園庭球場(撮影・風斗雅博)

 1-1で優勝の行方を託された稲場が、最後は3連続ポイントで栄冠をつかみ取った。テニス女子団体の相生学院は春の選抜大会覇者、四日市商との大接戦を制し5年ぶりの覇権奪還。土壇場から逆転勝ちを決めて仲間にもみくちゃにされた1年生は「先輩たちの応援のおかげ。自分と仲間を信じて、最後まで楽しめた」と誇った。