馬術の成年男子馬場馬術で優勝した兵庫の稗田龍馬=霧島市牧園特設競技場(撮影・斎藤雅志)
馬術の成年男子馬場馬術で優勝した兵庫の稗田龍馬=霧島市牧園特設競技場(撮影・斎藤雅志)

 国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」第5日は11日、鹿児島県の霧島市牧園特設競技場などで行われ、馬術の成年男子馬場馬術で兵庫の稗田龍馬(リトルホースクラブ)がトレフィンガースタンレイとのコンビで5年ぶりに優勝を飾った。また、成年女子二段階障害飛越で岡本果林(神戸大)がジゴロとのペアで頂点に立った。

 ハンドボール少年女子の兵庫(神戸星城高)は3位決定戦で鹿児島(選抜)に31-28で勝利した。ボクシングでは成年男子ライトウエルター級の北本隼輔(兵庫・自衛隊)と少年男子バンタム級の坂井優太(兵庫・西宮香風高)が決勝進出を果たした。

 高校野球硬式の準決勝では仙台育英(宮城)と土浦日大(茨城)が勝ち、両校優勝となった。雨天順延の影響で決勝は実施しない。

 今夏の全国選手権大会で準優勝した仙台育英は北海(北海道)に9-7で競り勝ち、土浦日大は履正社(大阪)を8-7で下した。バレーボールは決勝が行われ、少年の男子は高川学園で臨んだ山口が、女子は今夏の全国高校総体を制した下北沢成徳で編成した東京が制した。