男子第78回、女子第40回兵庫県高校駅伝(11月5日・丹波篠山市=神戸新聞社後援)の出場権を懸けた7地区の予選会が21日、県内各地で行われた。昨年の県大会を制した男女の西脇工などが予選を突破し、県大会に挑む男子40校、女子30校が出そろった。
いずれの地区も男子7区間42・195キロ、女子5区間21・0975キロで競った。各地区に割り振られた出場枠のほかに、記録上位校から男子3校、女子4校が追加で県大会行きを決めた。
阪神地区の男子は報徳が2時間9分55秒で連覇を「57」に伸ばし、女子は園田が1時間16分6秒で2連覇を果たした。神戸地区は男女そろって須磨学園が頂点に。19連覇を達成した男子は、2時間7分19秒の好走で大会記録を7年ぶりに塗り替え、女子は1時間12分22秒で33連覇を飾った。
東播地区は男女とも西脇工が制し、男子は2時間10分56秒で49連覇、女子は1時間13分25秒で14連覇を成し遂げた。西播地区は龍野が昨年に続き男女優勝。男子は2時間16分53秒で3年連続の栄冠をつかみ、女子は1時間17分24秒で初めて連覇した。
丹有地区の男子は北摂三田が2時間18分30秒で5連覇。女子は柏原が1時間25分23秒で継走し、23年ぶりの頂点に立った。但馬地区は男女とも豊岡が快勝。男子は2時間23分25秒、女子は1時間27分46秒だった。淡路地区の男子は2時間27分2秒で粘り強く走った洲本が7年ぶりに覇権奪還。女子は津名が1時間22分49秒で11連覇を果たした。
さらに記録上位から、男子は三田学園、兵庫県立大付、宝塚東、女子は龍野北、県伊丹、西脇、兵庫が追加枠で出場権を手にした。(長江優咲)
(成績は県大会出場校と追加で出場権を得た記録上位校)
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【リンク】県高校駅伝出場校の予選記録