女子フリーの演技を終えた三原舞依
女子フリーの演技を終えた三原舞依

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終第6戦、NHK杯最終日は25日、大阪府の東和薬品ラクタブドームで行われ、男子は鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が合計288・39点で優勝し、1・84点差で2位の宇野昌磨(トヨタ自動車)とともにシリーズ上位6人で争うファイナル(12月7~9日・北京)に進んだ。

 ショートプログラム(SP)首位の鍵山はフリー2位で、GP2季ぶりの通算4勝目。SP2位の宇野がフリーはトップだった。壷井達也(シスメックス、神戸大)は9位で終えた。

 女子はGP初出場の青木祐奈(日大)が合計184・46点で5位。右足首故障の影響で今季初戦だった三原舞依(シスメックス、甲南大大学院)は8位、樋口新葉(ノエビア)は9位で、日本勢は6年ぶりに表彰台がなかった。アバマリー・ジーグラー(米国)が200・50点でGP初優勝。新たに住吉りをん(オリエンタルバイオ・明大)がファイナル初進出を決めた。

 アイスダンスの小松原美里、小松原尊組(倉敷FSC)は9位、ペアの長岡柚奈、森口澄士組(木下アカデミー)は8位で、いずれも最下位。