兵庫県高校体育連盟は29日、第67回県高校総体(神戸新聞社後援)の学校対抗総合得点を発表し、男子は報徳が5大会連続29度目、女子は園田が3大会連続3度目の優勝を果たした。神戸市内で同日、表彰式があり、男女の上位校に賞状などが贈られた。
■男子2位は市尼崎、女子2位は須磨学園
男子の報徳は3連覇を果たしたラグビーなど4競技で頂点に立った。市尼崎が5大会連続の2位。女子の園田は4大会連続で優勝したバドミントンなどで得点を積み上げた。2位には須磨学園が入った。
表彰式では、県高体連の山根尚会長が「日ごろの努力の成果。スポーツができること、指導者や家族、仲間に感謝の気持ちを持って」と呼びかけた。園田生徒会の山本茉依会長は「優勝はそれぞれの部活動が一丸となった結果」と喜び、報徳ラグビー部2年の片岡良王は「全国優勝を目指し、まずは県の連覇を目指して頑張る」と心を新たにした。(長江優咲)