柔道の兵庫グランプリ(神戸新聞社後援)は11日、神戸市須磨区のグリーンアリーナ神戸で開かれ、5部門で覇権を争った。男子の兵庫県選手権は田中源大(日本製鉄)が決勝で古田伸悟(育英高教)を出足払いで下し、4年ぶり2度目の優勝を飾った。
県女子選手権決勝は溝下琴祈(兵庫県警)が米原愛紀(姫路独協大)を体落としで退け、初制覇。男女の上位8人が近畿選手権(3月3日・兵庫県立武道館)の出場権を得た。
県高校選手権は伊山豹生(育英)、県中学選手権は森部泰心(望海)がそれぞれ初の栄冠。団体5人制の県少年大会は二見少年柔道クラブが7年ぶり5度目の頂点に立ち、5月5日に東京・講道館で予定される全国少年大会に出場する。