陸上の木南道孝記念は12日、大阪市のヤンマースタジアム長居で行われ、女子走り幅跳びは日本記録保持者の秦澄美鈴(住友電工、武庫川女大出身)が6メートル72の大会新記録で制した。男子1500メートルは飯沢千翔(住友電工)が日本歴代2位の3分35秒77で頂点に立った。同400メートル障害(タイムレース)は筒江海斗(スポーツテクノ和広)がパリ五輪の参加標準記録(48秒70)を破る大会新の48秒58、同100メートルは坂井隆一郎(大阪ガス)が10秒20で、ともに2連覇した。
女子の800メートル(タイムレース)は久保凜(東大阪大敬愛高)が2分5秒11で勝ち、渡辺愛(園田女大)が2分5秒65で2位。100メートルは君嶋愛梨沙(土木管理総合)が11秒63、100メートル障害は福部真子(日本建設工業)が12秒92で、日本人トップの2位だった。400メートル障害(タイムレース)は宇都宮絵莉(長谷川体育施設、園田女大出身)が57秒30で日本人トップの2位となった。