28日に開幕するパリ・パラリンピックに、西宮市在住の夫婦が初出場する。ボッチャ男子(運動機能障害・脳性まひBC3)の有田正行選手(44)=電通デジタル、三田市出身=と妻の千穂さん(41)だ。千穂さんは有田選手がボールを転がすための器具を扱う競技パートナーとして、夫と同じ大舞台に立ち、「上位選手にも力を合わせて戦っていきたい」。2人の固い絆でメダル獲得を目指す。(山本 晃)
■競技転向、一緒に表舞台に
ボッチャは脳性まひや四肢に重い障害がある人のために欧州で考案された。「ジャックボール」と呼ばれる白い目標球へ、ボールを投げたり転がしたりして近づけられるかを競う。障害によって投球できない場合は「ランプ」と呼ばれる傾斜がついた器具が使える。有田選手は筋肉が徐々に衰える「脊髄性筋萎縮症」を患い、車いす生活を送っているため、千穂さんが有田選手の指示で器具を操作する「ランプオペレーター」を務める。

























