フィギュアスケートの世界選手権(来年3月・米ボストン)代表最終選考会を兼ねた全日本選手権最終日は22日、大阪府門真市の東和薬品ラクタブドームで行われ、女子フリーは坂本花織(24)=シスメックス、神戸学院大出身=が149・76点を出してショートプログラム(SP)に続いて1位となり、合計228・68点で4年連続5度目の優勝を果たした。
女子の4連覇は2014~17年の宮原知子以来9人目。
ペアは三浦璃来(23)=木下グループ、宝塚市出身、木原龍一(32)=木下グループ=組がSPに続きフリーも1位となり、合計212・33点で5年ぶり2度目の頂点に立った。
女子の坂本は26年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪の予選を兼ねた世界選手権の代表に決まり、ペアの三浦、木原組も代表入りを確実にした。(船曳陽子)