昨年の都道府県対抗女子駅伝で2区を走り19人抜きでトップに立った兵庫の田中希実=2024年1月14日、京都市北区
昨年の都道府県対抗女子駅伝で2区を走り19人抜きでトップに立った兵庫の田中希実=2024年1月14日、京都市北区

 第43回全国都道府県対抗女子駅伝は12日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着する9区間42・195キロで行われる。11日午後にオーダーが発表され、兵庫では昨夏のパリ五輪陸上女子1500メートル、5000メートル代表の田中希実(ニューバランス、西脇工高出身)が、最終9区(10キロ)に配置された。同駅伝で田中がアンカーを担うのは初となる。

 田中は小野市立小野南中2年時を皮切りに、今大会で11度目(2023年は補員)の兵庫代表を務める。高校以降は1区での起用が多く、2区を走った昨年は19人抜きで区間賞に輝き、同じ小野市出身の08年北京五輪代表、小林祐梨子さんが持つ区間記録(12分7秒)まで4秒に迫る走りを見せた。

エース田中「私が、みんなの勇気になれば」