兵庫4区の小林朝(右)から5区の種知里にたすきが渡る(撮影・長嶺麻子)
兵庫4区の小林朝(右)から5区の種知里にたすきが渡る(撮影・長嶺麻子)

 苦悩を味わったからこそ、魅せた魂の走りだった。赤穂西中時代以来、8年ぶりに出場した兵庫の4区小林朝が、21位から10人抜きで区間2位の快走。中位でもがいた前半のリレーから一転、入賞を視界に捉えるまでにチームを押し上げた。