神戸-C大阪 前半、攻め込む神戸のエリキ(左)=撮影・丸山桃奈
神戸-C大阪 前半、攻め込む神戸のエリキ(左)=撮影・丸山桃奈

■C大阪3-1神戸

 堅守を誇る神戸らしくない崩れ方だった。負傷者が続出して下位に低迷するC大阪に足をすくわれ、今季最多の3失点で2年ぶりの逆転負け。いずれも相手陣内の後方からつながれ、10秒余りの速攻で仕留められた。

 前節から中2日で先発3人を入れ替えた。前半は引いて守る相手を押し込み続け、終了間際に右CKから、宮代が左足で2戦連続となる鮮やかなゴール。先制し、今季6戦6勝の勝ちパターンに持ち込んだのもつかの間だった。直後、自陣でDFのクリアミスからボールを奪われ、浮き球パスで背後をとられると、ボレーで追い付かれた。