プロ野球のSMBC日本シリーズ2025は28日、西宮市の甲子園球場で第3戦があり、セ・リーグ覇者の阪神タイガースは1-2でパ・リーグ覇者の福岡ソフトバンクホークスに敗れた。4万1594人の観客が詰めかけた本拠地初戦を落とし、通算成績で1勝2敗となった。
2年ぶりの日本一奪還を目指す阪神は一回、佐藤輝明三塁手(西宮市出身)の3戦連続タイムリーとなる適時二塁打で先制。四回以降も毎回得点圏に走者を進めたが、あと一本が出なかった。
先発した才木浩人投手(神戸市西区出身)は六回途中2失点。7奪三振と持ち味は示したが、5回3失点だった16日のクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第2戦の横浜DeNAベイスターズ戦に続き、悔いが残る内容となった。
2番手以降の及川雅貴投手、岩崎優投手、石井大智投手が無失点でリレーしたが、打線が援護できなかった。
日本シリーズは4勝先勝方式。29、30日は甲子園球場で、11月1、2日は再び福岡市のみずほペイペイドームで行われる。(初鹿野俊)
























