デフリンピックに向け、合宿で練習する太田歩選手=福岡県糸島市(日本デフバドミントン協会提供)
デフリンピックに向け、合宿で練習する太田歩選手=福岡県糸島市(日本デフバドミントン協会提供)

 15日開幕の聴覚障害者の国際スポーツ大会「東京デフリンピック」のバドミントン競技に、神戸市須磨区の太田歩選手(34)が出場する。3年前、引退を決めて臨んだ前回大会は新型コロナウイルス禍で個人戦を途中棄権。もやもやした思いでラケットを置いたが、自国開催が決まり復帰した。集大成とする今大会へ「職場や家族のおかげでここまで来た。金メダルで恩返しを」と有終の美を誓う。