男子・須磨学園の1区藤岡孝太郎(右)からたすきを受け取る2区足立昌汰(撮影・鈴木雅之)
男子・須磨学園の1区藤岡孝太郎(右)からたすきを受け取る2区足立昌汰(撮影・鈴木雅之)

 全国高校駅伝は21日、京都市のたけびしスタジアム京都発着で行われ、第76回の男子(7区間、42・195キロ)は学法石川(福島)が2時間0分36秒の大会新記録で初優勝した。2023年に佐久長聖(長野)が記録した2時間1分0秒を24秒更新。

 学法石川は1区の増子が20秒のリードを奪い、最後まで後続を寄せ付けなかった。男子2位の仙台育英(宮城)も従来の大会記録をしのぐ2時間0分59秒。倉敷(岡山)が3位に入り、3連覇を狙った佐久長聖(長野)は10位だった。兵庫の西脇工は2時間3分24秒で6位入賞。須磨学園は2時間5分24秒で20位だった。

 全国の分厚い壁にぶつかった。男子の須磨学園は前年よりタイムを1分近く縮めたが、順位は出場10度目で最も低い20位。一度も入賞圏に顔を出せなかった。