神戸市とサッカーJリーグ1部(J1)のヴィッセル神戸は15日、今季ホーム初戦のFC東京戦に合わせ、暑熱対策としてノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)の空調設備を試験的に稼働した。通常時は開放している屋根を閉め、各座席下の吹き出し口から冷気を送風。温度低下の効果を測定した。
空調設備は元からあったが、故障してしばらく使っていなかった。近年は夏場の暑さが問題視されたため、空調設備の改修を決定。第1段として従来の設備を復旧させた。今後は2028年夏までに新設備を導入し、冷却機能を強化。外気温に比べて5度程度の温度低下を目指し、サッカーやコンサートなどのイベントで観客や選手、出演者の熱中症対策を図る。
ヴィッセル神戸の千布勇気社長は「抜本的に涼しく快適にすることで、エンタメの価値を1段、2段上げられる。夏季の日中に開催できればいい」と述べた。
このほか暑熱対策として、試合運営やサポートのスタッフに首に装着するクールリングを配布した。
また、18年に導入した天然芝と人工繊維のハイブリッド芝を、今月上旬までに全面的に天然芝に張り替えたと明らかにした。(井川朋宏)
























