三田空襲の継承をテーマにしたドキュメンタリーを制作した伊東菜月さん。8日のイベントで思いを語った=三田市川除
三田空襲の継承をテーマにしたドキュメンタリーを制作した伊東菜月さん。8日のイベントで思いを語った=三田市川除

 3月に関西学院大総合政策学部(三田市学園上ケ原)を卒業した会社員の伊東菜月さん(22)ら3人が、三田空襲の継承をテーマにしたドキュメンタリー作品を作った。当時を知る人へのインタビューや、自らが行った継承活動の様子をまとめた内容。8日に市内であったイベントで上映され、伊東さんは「経験した人の鮮明な記憶を、戦争を知らない私たちがどう伝えていくか。作品を見た人の考えるきっかけになれば」と語る。(谷川直生)

 卒業制作として取り組んだ作品のタイトルは「知られざる三田空襲~戦争の記憶を未来へつなぐ」。空襲は1945年7月19日の午前に発生し、米軍機の機銃掃射で三輪国民学校(現・三輪小)の児童4人と成人女性1人が犠牲になった。

 作品は、当時三田国民学校(現・三田小)の児童だった岸田達男さん、志儀喜代美さんへのインタビューから始まる。